外国人材が永住権を取得するときの留意点(②):本国に住む両親などから相続する「国外財産」も課税対象に
本日は、外国人材が永住権を取得するときの留意点の第二回目です。 日本に住む外国人材が相続人となるケース、つまり、本国(国外)にお住まいのご両親などがご他界し、その所有財産を相続により取得するときの、日本の相続税の取り扱い […]
外国人材が永住権を取得するときの留意点(①):国外転出時課税
一昨日(8月21日)の日経新聞に「政府は、在留外国人の永住申請を、2025年度よりオンライン対応とすべく、予算措置を講じる」との記事が掲載されていました。 日経は、背景として、外国人労働者の門戸を広げる政府方針をあげつつ […]
生前贈与と相続税のルール改正 (その②):「相続時精算課税」制度のエッセンスと改正点
前回ブログ(※)から日にちが経ちましたが、本日は、生前贈与と相続税のルール改正にかかる「その②」です。 「相続時精算課税」制度のエッセンス(主意)と改正点について記します。 (※)⇒ 生前贈与と相続税のルール改正(その① […]
生前贈与と相続税のルール改正 (その①):「暦年課税」制度の改正点をひもとく
明日から、6月。 一年の折返しということも手伝い、週刊誌などで、「開始まであと『6カ月』余りとなった、相続・贈与税制のルール改正に向けての対策を!」などの記事掲載が目につきます。 確かに、2023年度の税制改正法の施行に […]
「増改築」は、「増加築前からの所有」と「増改築前からの居住」が 大前提 ~住宅資金贈与の非課税規定(その⑤)
祖父母や父母から、直系の次世代以下の血族に対しての、住宅用家屋の新築等の対価に充てるための資金贈与にかかる非課税規定については、その住宅用家屋の建築などのパターンにより、以下の3つに分かれます。・「新築(含む、建築後使用 […]
外国(海外)市場でのデリバティブ取引は、申告分離課税? それとも総合課税?
海外を本社とする証券会社などを通して、外国の市場で、外国株、外国株価指数、為替などを原資産(Underling Assets)とするデリバティブ取引(※)を行う個人投資家が増えています。 ※ 株式ほかの有価証券・通貨など […]
分譲マンションの相続税評価 - 確認資料の見方を中心に
「分譲マンション一室を持つ親が亡くなった。相続税がかかるのか否かザックリ把握すべく登記簿謄本を取り寄せたものの、どこをどのように見ればいいのか、わからない」 「もしものときに、自分が所有するマンションは、いくらで評価され […]
外国人材が、本国に住む両親などから贈与を受けたら
シニアが「子どもや孫たちの暮らしや成長を、可能な範囲で支援したい!」と思う気持ちは、日本人に限りません。 本日は、日本で暮らす外国人材が、日本に足を踏み入れたことのない外国人のご両親より財産贈与を受けたとき、・「日本にあ […]
「厚生年金等の脱退一時金」にかかる還付申告(その2)
本日は、9月6日付けの拙ブログ「厚生年金等の脱退一時金」の概要や税金の計算方法に続き、還付の申告を実際に行うときの留意点などを記します。 目次(Table of contents)1 そもそも、厚生年金等の脱退一時金を受 […]
「厚生年金等の脱退一時金」にかかる還付申告(その1)
日本でお仕事をされる外国人材の方のサポートをしていて、「最近、増えているな‥」と感じるものがあります。 それは、日本から母国へ帰国されるときの、 過去にお支払いになられてきた厚生年金等の一定金額を返してもらう(以下、「厚 […]