TAX
離婚による財産分与と税(その2)‥財産をわたす人の視点で(譲渡所得税)
本日は、8月26日付きで前半を書きました「離婚による財産分与と税」の後半部分です。具体的には、「財産をわたす人」の視点からの整理です。 結論から申し上げます。 不動産などの資産を財産分与するとき、その財産に値上がり益があ […]
離婚による財産分与と税(その1)‥財産を受ける人の視点で(贈与税・不動産取得税)
昨日の全国紙は、厚生労働省が8月24日に公表した「令和4年度「離婚に関する統計」の概況」のエッセンスを伝えていました。 それによれば、 統計対象年である2020年の離婚件数は、約19万3千組(2019年は、21万組)、 […]
認知症であった被相続人の為に立て替えた生活費等は、相続税法上の”債務”になるのか?
「認知症をわずらう親や親族の生活費や医療費等を、立て替え払いしてきた。が、その肉親に、相続発生」、「これら立替金は、相続税の計算上の“債務”になるか? また、注意点等は?」と考えさせられる出来事が、昨日、ありました。 わ […]
居住外国人向け税務の基礎②‥「非永住者」その2:送金課税
前回のブログのおさらい 非永住者にとって、日本の所得税の課税対象となる所得は、次のいずれかに該当するものです。 (※)一定の国外にある有価証券の譲渡により生じる所得等を含みます。したがって、課税の対象範囲は「国内源泉所得 […]
居住外国人向け税務の基礎①‥「非永住者」その1
金融庁が提供する「外国語対応が可能な士業(税理士)」に掲載いただいたことを機に、日本でビジネスをされる居住外国人(Non-Japanese)からの問い合わせ等が増えています。 ※わたくしの掲載分は、こちら ⇒ アルファベ […]
「孫」を保険金受取人とする保険加入は、慎重に検討を
先日、とあるメルマガで、「家族や孫へ資産を賢く遺す方法」という趣旨のコラムがあり、その方法(複数)のトップに、相続税の生命保険の非課税限度額の活用が記されていました。(カッコ内の、太字および下線は、ブログ筆者が付したもの […]
海外赴任した「非居住者」の所得控除‥国際課税の基本⑥
1月23日のブログに記載した「納税管理人」となった友人からの続きです。⇒ 海外赴任する親族の依頼を受け、「納税管理人」となりました。いま一度、果たすべき役割などを整理してください‥国際課税の基本⑤ 先日、昨年に海外赴任さ […]
新型コロナの影響で工事完了などが「3月15日」を過ぎそうなときも、対応法はある ー 住宅資金贈与の非課税規定(その⑤)
国税庁は2月3日、2021年分の所得税などの確定申告について、新型コロナウイルスの影響で申告が困難な人を対象に、「簡易な申請(※)で4月15日まで延長を認める」と発表しました。 ※ 申告書の余白や国税電子申告・納税システ […]
マイホーム買い替え時の注意‥新・住宅に「住宅ローン控除」を受ける可能性あるなら、旧・住宅売却の「3,000万円特別控除」の確定申告は慎重に
「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除」(以下、「3,000万円特別控除」)と「住宅借入金等特別控除」(以下、「住宅ローン控除」)との選択に関する記事です。 先日、「マイホームを買い替え中。住んでいた戸建て […]
海外赴任する親族の依頼を受け、「納税管理人」となりました。いま一度、果たすべき役割などを整理してください‥国際課税の基本⑤
オミクロン株が猛威をふるいだす前の昨年12月、かつての友人たちと会食する機会がありました。 そのときの一人から尋ねられたことが、今日の記事のタイトルです。 その友人は、勤め先からの命により、海外赴任(期間、3~5年の予定 […]